「Short Short Film Festival
2005」に出品した『49日の幸せな時間』がノミネートされたため、ラフォーレミュージアム原宿にて6/29(水)16:10〜18:00、6/30(木)18:30〜20:20、ヴァージンシネマズ六本木にて7/2(土)深夜1:30〜3:10の3回にわたって上映されました。
この3回のうちに観てくださった一般の方から人伝に「しっとりとした雰囲気がとても良かったよ」とお褒めの感想をいただきました。その他の方からもとても好い感触をいただきました♪ありがとうございました。
「Short Short Film
Festival」会場には、毎回の上映後に投票箱が設置されるんですね。『49日の幸せな時間』は何票いただいたかドキドキ。
6/30、20:00〜「N-Aプログラム」の質疑応答がありました。
ここでは我々の秀(Hide)監督)、『キャッチボール』の牧田浩平監督、『コラソン・エン・フエ〜ゴ/燃えよハート』の村上依子監督の3名がでました。
村上監督は、限られた観客層に絞り込んだ作品作りであれば、制作スタッフは少人数で可能になってきたということを、今回1人きりで制作してお感じになったようです。
牧田監督は、自身のアイディアに対して、1人では力量が足りない部分の人数を逆算して、低コスト少人数精鋭を目指されているようです。
村上監督と牧田監督の少人数制作志向なのに対して、秀監督は作品の時間の長短にかかわらず、あくまでも幅広い観客を意識したエンターテインメント性を重視して、監督だけのアイディアだけではなく各専門分野大勢でディスカッションしていくのが映画制作の魅力と語りました。
村上監督と牧田監督のお考えもなるほどと思いますが、アメリカ留学し映画制作を学んできて実際に日本の映画界に携わっている秀監督ならではの意見だったと思います。
7/3、16:00頃から原宿の明治神宮内にある神宮会館で、「Short Short Film
Festival 2005」アワード・セレモニーが開催されました。
フォーマルな格好で参加してくださいと実行委員会から言われていたので、スタッフ全員着慣れないスーツを着て集合。
『49日の幸せな時間』に出演いただいた女優の佐藤康恵さんと俳優の坂本真さんをまじえて記念スナップ。佐藤康恵さん、ブラックのドレスにストールで綺麗☆
そして、いざ会場へ入ろうとすると入り口では沢山の報道陣がカメラを構えている。
「やっぱり映画祭だぁ!カメラに映っちゃうかも?」と思ってみたけれど、どうも彼らの目的は映画というよりゲストで呼ばれている芸能人の方が気になっているようでした。
結局のところショートフィルムになんか興味がないのが日本の業界かも。
それはさておき、会場に入るとビックリするほどの規模で、アカデミー賞並みにしっかりと作られた会場に著名なゲストの方々がいらっしゃる。撮影監督の松井さんと監督は特に緊張。
アワード・セレモニーには“新橋芸妓”による舞踊が披露され、艶やかな舞に映像表現者の全員が魅了されていたことでしょう。
石原慎太郎東京都知事からビデオメッセージもありました。
そしていよいよ始まる授賞式。次々に発表されていく作品たち。その中に『49日の幸せな時間』は呼ばれませんでした。残念…。
けれど、グランプリを獲得した作品は文句のつけようのない出来栄えで面白かったので、全員納得したし、ノミネートされ「Short Short
Film Festival」の舞台で我が子のような作品が上映されただけでも出品した価値はあったと思います。
その後、映画祭関係者たちで懇親会が催されました。写真の通り、藤澤志帆さんカワイイ☆緊張から開放され、アルコールも少々入って映画談義に花を咲かせた後、さらに打ち上げにも参加し、映画祭のボランティアスタッフたちとも交流。監督はお好み焼きを食べながら、次回作への意欲をテンション高く饒舌にしゃべって満足気でした。
監督、撮影監督、プロデュサー、編集と、全員次回作へモチベーションが上がった一日でした。また機会があったら出品するぞ! |